身元引受・身元保証契約の問い合わせが多くなりました 愛知、岐阜
こんにちは、シオン終活支援協会の青木です。
当協会が愛知県、岐阜県を中心に終活支援の活動を始めてから1年ほど経ち、ご利用者様がだいぶ増えてまいりました。
契約の内容は、身元引受・身元保証契約、死後事務委任契約のどちらか片方の契約の方と、まとめて両方契約の方とは半々くらいです。
よく電話などで問い合わせをいただくのですが、最近、特に身元保証についての問い合わせが増えてきたように思います。
「施設に入所しようと思うのだが身元保証人がいなと入れないので、身元保証をお願いしたい。」
「急な入院が必要になったのだが、病院で身元保証人を付けるように言われた。」
「体に不自由があり、買い物や外出など困ることがあるので、生活支援の様なことをしてほしい。」
「借家に引っ越すのだが、身元保証人が必要と言われた。」
など、様々な内容での問い合わせが増えてきています。
特に、施設へ入所の際の身元保証は、個人だけでなく、施設からも問い合わせが入ったりしますので、多く感じます。
こんなご利用者様もいました、
現在、借家で一人暮らしをしているが、親戚に身元保証人になってもらっているとのことでした。
しかし、その親戚の方もご高齢者でなかなか急な対応などが出来ず、連絡がつくまでに時間もかかるとのことで、これ以上迷惑を掛けたくないとのことでした。
大家さんに聞いたところ、身元保証は当協会の様な事業所にお願いしても問題ないとの返事だったそうで、問い合わせをいただいたのです。
実際にお会いして、色々と話を伺いました。
ほとんど会うこともない親戚にこのまま身元保証を頼んでおくのは心苦しいということ。
いざというときに対応していただくにも、連絡がなかなか取れないのも不安だということ。
身元保証だけでなく、買い物の手伝いや通院の付添いなど、生活上の不便な部分も誰かに支援してもらいたいということ。
もし、自分が予期せぬ事故などで病院に運ばれたり、意識不明になってしまったときに誰が面倒を見てくれるのか不安でたまらないということ。
そういった話をしてくれました。
私は、当協会の身元引受・身元保証プランでは、引っ越しや、施設への入所、入院や手術の際の身元保証人になれることはもちろん、
介護保険でまかなえない部分の生活支援も受けていただけるということを説明させていただきました。
結果、身元保証と生活支援の両方をお願いできるのであれば是非お願いをしたいとのお返事をいただきました。
実際に何度か一緒にお買い物に行かせていただきましたし、役所の手続きの代行などもさせていただいております。
以上は、ほんの一例です。
おそらく、ご高齢でお一人暮らしの方であれば、不安に感じることや、いざというときに頼れる存在が必要と感じているのではないかと思います。
しかし、実際には誰にお願いしたらよいのか分からなかったり、もう少し後でまた考えればよいと思っていたり、となかなか行動に移せていない、
というのが現状ではないでしょうか。
普段の生活の中でやらなければならないことが沢山あり、気づけば時間に流されて、後回しになってしまっている。なんてことがあると思います。
だからこそ、一つ言わせてください。
身元保証の契約をするのに大切なのは、自分での意思表示がちゃんとできないといけないということです。
私も含め誰でも、認知症になってしまう可能性があるということです。
自分はまだ元気だから大丈夫、なんて言われる方もよくいますが、確かに大丈夫かもしれません。しかし、万が一が起きた後からではもう契約は
できないということです。
私は、実際に体験しています。
身元保証と死後事務委任契約について相談したいと連絡をいただきました。
後日、ケアマネさんと同席のもと打合せを行いました。
支援の内容を説明させていただき、気に入っていただけました。見積もその場で提出しました。
日を改め連絡をいただき、契約をしたいというお言葉をいただきました。
しかし、実際に契約書を交わす前に認知症になってしまったのです。
この方は、最初に相談を受けた時点で、長い付き合いの病気で通院をしており、認知に関してもそろそろかもと先生に言われていたそうです。
このようなケースは珍しいのかもしれませんが、
身元保証契約も死後事務委任契約も、自分での意思表示がしっかりできていない場合は結ぶことができないのです。
ですから、もし不安に感じることや、いざというときに頼れる存在が必要と感じている方がおりましたら、気軽に問い合わせてみてください。
当協会は、相談は無料です。
先ずは聞くだけ聞いてみたい、そんな感じのスタートでいいと思います。
実際に問い合わせが増えてきていますから、皆何らかしら心配なことがあるということです。私も同じです。
自分だけと思わずに、安心して相談してみてください。
もちろん、当協会の従業員はコロナ対策として、手洗いうがい、アルコール消毒やっております。
訪問の際にはマスクの着用を徹底しています。
皆様も、十分な睡眠をとって、体調管理に気を付けて、元気な日々をお過ごしください。
それでは失礼いたします。